こどもり商店街2020 Episode3~井戸づくりがお店に~

2021年1月12日

夏休みから井戸づくりをしている6年生に
「こどもり商店街、どんなお店を出すの?」と聞くと
「え、やらないと思う、何をやればいいか分からないし、、、」
という予想外の答えが返ってきました。
井戸づくりで幼児から小学生をまとめリーダーとして自分のやりたい!を
実現している姿を見ていた私たちは疑問に思いました。

色々話を聞いていくうちに
こどもり商店街でお店はやりたい
でも、お店で思いつくのはくじ引き屋や射的屋とかであんまり興味ない
と思っていることがわかり、一安心。

「井戸もお店になりそうだけどな」とつぶやいたら
「いやー、井戸屋さんかー、井戸で何ができるかなー」と険しい表情。
アレも、コレも商品になりそうだよ!こうしたら面白いかもよ!と言いたい気持ちを抑え、
井戸水を沸かす為に七輪をしたり
ドロドロの井戸水を綺麗にする為に濾過器を作ったり
一緒に遊びながら悩んでいると
「そうだ!井戸を見てもらおう、見学料で稼ぐ。
あとは、湧き出た水を売るのもいいかも、掘った時に出てきた粘土土も売ろうかな」と
お店のイメージが膨らんできました。

 

ここまでくれば、さすが6年生
周りの子どもたちを巻き込んで、お店の準備を進めていきました。

当日は井戸の見学、井戸水・泥団子・粘土土の販売がされていて、
幼児から大人までが楽しめるお店になっていました。
井戸屋さんという奇想天外なお店、そして熱心に接客をする姿などから、
多くのファンができていて、大盛況!!

井戸掘りあそび
仲間と協力しながら深い穴を掘って
水が湧き出た時の感動、
お客さんをたくさん接客した時の達成感などなど
真夏に穴を掘り始めてから商店街まで4か月も続いています。

年を越す前に井戸を埋めたけど
また新たに計画が動き出してます♪

GO TO TOP