「今日はあっついね」と、プレーリーダーと常連小学生が一緒に世間話をしていると
一人の子が「そうだ虫眼鏡貸してー！」と言い
おがくず、フライパン、消化用のお水の用意を始めました。

「理科の授業でやったけど、焦がすだけだったから、火起こししたい、、、、ぼそぼそ、、」
どうやら今日やることの計画を二人で練っているみたい。

慣れた様子で、虫眼鏡とおがくずを使って火起こしを始めたけど
「焦げるだけでダメだな〜」と言いながら
焦げたおがくずに息をふっーとかけたり、
工作で余った木端をおがくずの代わりに使ってみたり、
いやいや紙が足りないんだ！と紙を入れてみたり、
あの手この手で格闘していると、、、
「腕が疲れた！限界！」と言って一人の子がその場を離れてしまいました。

あー、火ががつかなかったから、やめちゃったのかなーと遠くから見ていると
ガムテープと木材を持って、何かを作り始めました。

子どもたちは虫眼鏡を持たなくてもいいように台座を作っていたのです！！！！

「これで腕が疲れずに、火起こしができるよ〜、いいこと思いついた〜！
しかも、両手が空いてるから、突然火がついても、すぐ水かけられるよ。
ちなみに、ここが台座づくりのポイントで、、、ここがこうで、、、、」
と自慢げに発明の紹介をしてくれました。

勝手にやめたと思ってごめん！と心の中で謝りながら、
「今回の虫眼鏡の台座みたいに、大変なこと・つらいことを解決しようとして、
科学が発展していったのかなー」と子どもたちと科学談義をしました。

いいこと思いついた！のひらめきから科学も発展するよね。
遊び場には「いいこと思いついた！」がいっぱい！

無事、火起こしもできましたよ〜♪