オレたちに任せて!
2021年8月14日
昆虫の図鑑などを並べている本棚が壊れてしまったので直していたら、
高学年の男子たちがきて、「本棚作ってるの?オレたちが作ってあげるよ」とサクサク作業を始めました。
「座っているのはサボっているわけじゃなくて、
木材を押さえながら、休憩してるわけよ。一石二鳥でしょ?!(笑)」
と冗談を言いながら、木材をカット。
電動ドライバーも慣れた手つきでビスを止め、
こうなってた方が使いやすいかなあ、と使う人たちのことも考えつつ作業を進め、
あっという間に完成!
彼らは2019年から始めた「みんなで作るイベント」(来園者の皆さんと遊具作成・園内整備を行う定期イベントです)に欠かさず参加、
大人たちに混ざって、ベンチや遊具などを電動ドライバーを使用し製作した経験があります。
大人にとっては当たり前のことだけど、
ボタンを押すとブィーンって早くネジが止められる!
ネジを抜くのも簡単?!
かっこいいー!やりたい!という遊び心から手に持ち
DIYの得意な保護者に使い方を教わり
時には大人が作業している姿を見て
彼らにとっては遊びだったけど、気付けば技術と
「電動ドライバーならオレたちに任せて!」という大きな自信を身に付けていました。
学校で何かを教わるのではなく、
「やりたい」という素直な気持ちから遊ぶことで
単に道具を使う技術を得るだけでなく、
子ども同士、子どもと大人の関係性の中で学ぶこと、身につくことが遊び場では多いなと日々感じます。