はじめての外遊び 土で遊ぼう!
2015年11月6日
10月20日(火)、0歳からのちびっことその保護者のみんなで、
土遊びを親子で楽しむ企画を実施しました。
土は私たちの生活からいつの間にかすっかり姿を消しました。
大人は、アスファルトの下にも土があると知っているけれど、
子どもたちにとって馴染みがないものなのは、当然。
最初はちょっと怖かったりするかもしれません。
とはいえ、土は本来、人にとってとても身近なもの。
ずっとずっと昔から、子どもは土で遊んできました。
ぜひ、手で触って遊んでほしいなーと思います。
さらさら、ネトネト、どろどろ…一口に土といっても、ほんとうに様々な感触があります。
そのわずかな感触の違いを、「突き出た脳」と言われる手で触ることで、
子どもたちはそこからいろんなことを感じとります。
まずは、いろんな感触の土を実際に触ってみるところからスタート。
どの感触が好きかな?
ドロドロがちょっと怖いなら、さらさらのはどう?
ひんやりして気持ちいいね。
お母さんも一緒に触ることで、初めてでも安心して手を伸ばせる子もいます。
最初から豪快に土に手を突っ込む子もいれば、
これはイヤだけど、こっちなら好き、と、感触を選ぶ子も。
今、この子、こんな風に感じてるのかなー…
じゃあ、これはどうかな…
子どもたちの様子を見ながら、
あれこれ試してみます。
さらに、ぎゅっと握って形をつくったり
大人が作った泥だんごをせっせと壊したり
水に投げ込んでかきまぜたり
少し大きな子は、穴堀りも!
いろんな遊びを楽しみました。
「楽しい!」と感じるツボは、
その子その子で本当に違います。
そして、土は、数え切れないほどさまざまな感触、形、遊び方で
どんなツボにもぴたりとはまる。
まことにフトコロの深い遊び素材なのです。
たとえば一度試してみて、
うちの子、土遊びが好きじゃないみたい……
そんな風に感じたとしても、
ぜひ、次は違うやり方で、試してみてください。
何度も遊ぶうちに、子どもたちはきっと
土の楽しさをどんどん発見していくでしょう。
子どもと土遊び、始めたいけれど、ちょっと心配…
そんな人は、ぜひこどもの森に遊びに来て、スタッフに声をかけてね。
みんなで「この子のツボはどこかな?」と
探っちゃいましょう!
スタッフ・ちい