歩いて、見つめて、さわって。~5月のさんぽから~
2016年6月5日
この春から始まった「憩いの森へさんぽに行こう!(通称さんぽ)」。
親子で憩いの森や原っぱをのんびり歩きながら、風まかせにいろんなことを楽しみます。
季節ごとに少しずつ変わっていく自然の様子を感じたり、
面白い葉っぱや木の実、生きものを見つけたり。
子どもたちは、「早く早く」と急かされることもなく、自由気ままに行きつ戻りつしながら、
次々に「いいもの」を見つけます。小さなどんぐりや、かわいいお花。
見つけた「いいもの」は袋に入れて。
草をかきわけてわさわさ歩くのも、楽しいよね。
「こんなにのんびり親子で歩くことって、普段なかなかないかも…」
「普段そばを通り過ぎるだけの場所に、よく見ると面白いものがいっぱい!」
と、大人のみんなも楽しそう。
暑くなってきて、蚊も多くなりました。
よく効くと聞いて、手作りの虫よけを試してみたり、
蚊が近寄れないように、うちわであおぎながら歩いたり。
いろいろ面白がってやってみてます(クローブで作った虫よけ、どうやら効いてるみたい!?)。
4月には春のお花で色とりどりだった森の中も、たったひと月ほどですっかり様子が変わりました。
でも毎週見ていると、変化はちょっとずつ。そこが面白いなーと思います。
何がどう、と具体的に感じなくても、
なんとなーく、移り変わる景色を子どもたちも感じ取っているはず。
週に一度だけど、それを一年続けたら、
たくさんの経験が、子どもたちの中に残るんじゃないのかな。
そんな風に思いながら、毎週みんなと歩いています。
都会のなかの、ちいさなちいさな自然だけど、そこで出会えるたくさんの発見を楽しみましょう。
金曜日に、待っています。