さんぽスペシャル@城北中央公園 親子で楽しく防災!
2016年10月21日
10月7日(金)は、さんぽスペシャル@城北中央公園でした。
すぐご近所にある城北中央公園とのコラボ企画です。
気持ちよい秋空の下、親子で楽しくおさんぽしながら、
大災害が起こった際に「自分と我が子をどう守る?」を考えてみよう、
というコンセプト。
「楽しい」も「考える」も両方詰まった濃い時間になりました。
こどもの森に集合して、すぐ近くの城北中央公園「りんご広場」まで歩きました。
道中、公園サービスセンター長の澤田さんが、
災害後に避難する場合、どんなことに気を付けたらいいか?いろいろ教えてくれました。
避難する途中にも、ブロック塀や電線など、危険なものがたくさんあるんだねー。
りんご広場。
大地震が起こったら、我が家や街全体が具体的にどんな状況になるか?をイメージ。
城北中央公園が「防災公園」として持っているさまざまな備えについても聞きました。
お次は、みんなで実際に手を動かすワークショップ。
いざというとき、「電気がつかない!」「暖房がつかない!」という困った事態が起こります。
ほかにも「アレがない、コレがない」と、途方に暮れることも考えられますよね。
さあそんなとき、「あるもの」でどう乗り切る?にチャレンジ。
用意したのは、新聞紙、ペットボトル、ゴミ袋、タオル、段ボール……
どれもいろんな使い方ができるものばかり。
例えば、寒いときは、ゴミ袋に新聞紙をくしゃくしゃに入れて、そこに体を入れるとあったかいよ!
なんてことも、知ってるようでいて、とっさには思いつかなかったりします。
一度自分の手を動かして経験しておくと、印象に残って思い出しやすくなりますね。
最後は、懐中電灯でランタン作り。
片手で持って光を当てるのが懐中電灯の通常の使い方ですが、
ペットボトルやレジ袋を使うと、お部屋全体を照らすランタンに早変わり。
いつかやってくるといわれる大災害。食料の備蓄や非常持ち出し品の用意はしているけれど、
もしものとき、どうなるんだろう?と漠然とした不安を抱えている方は多いと思います。
日ごろのあわただしさに考えることを後回しにしがちな「防災」について、
「わたしは、どうする?」を具体的にイメージするきっかけになったならいいなーと思います。
参加したみんなからは、
「もしもの時どう行動するか、少し自信が持てました」
「実際に作ってみることでイメージしやすかった」
「楽しくてわかりやすかった」
といった声をもらいました。
今後も、楽しく防災について考える企画を続けていこうと思っています。