水曜日は さわってつくって 表現遊び(ちびもりタイム)
2017年6月24日
平日のちびもりタイム、
毎週水曜日は、大きなテーブルにいろんな素材をいつもよりたっぷり用意しています。
こどもの森の自然のなかに、創造力を刺激する素材が加わって、
思いもよらない遊び=表現が広がっていくのが楽しいよー!
木の実や石、おもしろい形の葉っぱ。
いつもなら捨てちゃうような、梱包用の紙とかビニール、布のきれはし。
学年の切り替わりでいらなくなったちびクレヨンや半端な絵の具も、
いろいろガサっとテーブルの上に置いてみると、
あれあれ、なんかわくわくしてきちゃう。
いろんな素材を使ってその瞬間の“マイワールド”を作ってみよう。
目の前にある色や素材の中から、自分で選び取ることが“マイワールドづくり”の始まり。
それを選ぶ理由も「なんとなく」でいいの。
それをどう使うかも、「なんとなくそうしたいから」でいいの。
その時の「なんとなく」をそのまま表現しよう。
きっと二度とないおもしろい世界が広がるはず。
お外だと、お母さんも「そこに描いちゃダメ!」を言わずにいられて笑顔になっちゃうね。
お母さんが笑顔だと子どもたちも安心して、どんどん表現したくなるみたい。
泥だんごを持ってきて色をのせたり、木の枝や材木の切れ端と組み合わせたり。
おもしろいなー。
どんな素材があるかは、そのときによって違うよ。
季節ごとにたくさん落ちてる木の実も違うし、
お母さんたちが、
「海に行ったときに、みんなで拾ってきたよ!」と、貝殻やサンゴをたくさんくれたり、
「面白い実が落ちてたから」と、ビニール袋いっぱいに拾ってきてくれたり、
もういらなくなった半端な画材を寄付してくれたりするから。
テーブルの上にある素材を見ているうち、
「いつも捨ててるあれも使えそう、あんなのも面白そう!」
と、イメージが膨らむんだって。それも楽しいよね。
子どもたちが表現することを楽しんでいる横で、
お母さんたちも自分の作品づくりを楽しんでいます。
大人だって「なんとなく」がいいんだなー。
最初は手持ち無沙汰でやってたはずが、
いつの間にかのめり込むお母さん多数(笑)。
そして、表現されたものを見て、自分がどう感じるか、も人それぞれ。
だから、作品が出来たあとのみんなのひとことも楽しいんです。
この色好きだわー。
ここにある指の痕が、すてき。
なんか台風のときみたい。ちょっと怖い気持ち。
この使い方おもしろーい。わたしもマネしちゃお。
なんじゃこりゃー! も褒め言葉。
子どもはみんな、全員芸術家だなー。
たまには大人も子どもたちと一緒に、
上手も下手もない、
「やってみたい」、ただそれだけの時間を楽しみましょ!
作品はぜひ持って帰って飾ってね。
世界にひとつだけの、現代アート!
私も毎週、今日は何しようかなーって楽しみにしてます。
待ってるよー。
はる
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ちびもりタイム 平日9:30~13:30
毎週水曜10時から12時は、
スタッフも一緒にいろんな素材を使った「表現遊び」を楽しみます。
※いつも通りの遊びもできます。無理に企画に参加しなくて大丈夫です。お子さんのやりたいことを優先してください。
※手や服が汚れます。汚れても構わない服装で、着替えもお持ちください。
※遊びの様子を撮影し、ウェブ等で紹介させていただく場合があります。気になる方はお声がけください。