「ま、いっか~」で、力を抜こう。
2018年1月19日
お昼ごはんを食べ終えてすぐに、お母さんの靴を履いて歩きだす2才の男の子。
向かった先は材木やビールケースで組み立てたグラグラ橋。
「お母さんの靴、返して~」と声をかけるも、ニヤリと笑って進んでいきます。
「ぶかぶかの靴じゃ、絶対、転ぶよね~」と心配しながらも、「まっ、いっか~」とお母さん。
男の子はというと、転ぶ!という周囲の予想をみごとに裏切り、
不安定なグラグラ橋をぶかぶかの靴で渡り切って、お母さんをびっくりさせました。
「まっ、いっか~」って、諦めのようなマイナスな言葉にもとれるけど、
育児においては“諦める力は現状を受け止める力”ともいえるんじゃないかな。
無理だろうな、それはちょっと…と思う事ってたくさんあるけれど、
子どもの「やりたい!」を受け止めることができたら…。
結果はどうあれ、子どもはひとつ新しい経験をするし、何より親の気持ちが楽になるんだな~。
お母さんの表情を見てそう感じた出来事でした。
あみ
※ちびもりvol.17(2018年1月発行)に掲載のコラムを転載しています。写真はイメージです。