今年もこどもりに鬼がきた。
2019年2月11日
前日に久しぶりの雨が降り、園内に大きな霜柱がたくさんできた朝。強風のなか、今年もこどもりにアイツが現れた……!
集まった子どもたちのなかには1歳のおちびさんもたくさんいて、怖がって泣く声も聞こえたけれど、キョトンとした顔の子も多いようでした。大人も加勢して、豆まきで撃退したあとは、絵本「おにはそと」。
お母さんと椅子に座り、食い入るように絵本を見ていた1歳の女の子。お母さんは、「普段は動き回って、絵本をじっくり見ていたことがないんですよ」とびっくり。目の前で起きたことと、絵本に出てくる鬼が頭の中でつながったのかな。
お面をつくったり、自由にあそべるようにと用意してあったクラフトコーナーでは、お母さんが作った鬼のお面をかぶせようとしても、かたくなに拒む1歳さんの姿が。泣いてないから、キョトンとして見えたから、わかってない、怖くないってわけじゃないんだなー。それぞれにいろんなこと、感じてたんだなー。
鬼を追い出したあとのこどもりで、子どもたちは安心するまでたっぷりあそんでいきましたとさ。
※みんなの一年の無病息災を願って、憎まれ役(鬼)を演じてくれたお母さん、ありがとうございました!