みんなでウッドデッキ、作ったよ!

2020年1月14日

鼻先まで冷たくなるこの季節。寒さを凌ぐため、そしてこどもの森をもっと楽しくするためにみんなで作った、シートで囲われたウッドデッキ「みんなの部屋」と、壁つきの縁側ふたつ「ちびっこアトリエ」&「あそび縁側」が完成しました!

11月の晴れた週末に「みんなでつくるこどもの森の冬計画」と題して、幼児親子から小学生まで総勢60人ほどが集まり、作業にあたりました。
力を合わせてウッドデッキを作るお父さんたち。軽々と木材を持ち上げ手際よく並べていたかと思うと、水平器を見ながら「こしたら?ああしたら?」と相談がはじまります。あちらでは、小学生A君が土を掘ったり埋めたりしながら、感覚で地面を水平にならしています。その様子を見て、「進め方は正反対なのに、進捗ペースは結果的に同じくらいなのが面白い」と笑う、赤ちゃんを抱いたお母さん。
またこちらでは、B君が「大人の失敗から学ぶんだ」と、お父さんたちの作業をじーっと観察。周りをうろちょろとあそびまわる幼児たちも、なんとはなしに作業を見ています。やがて作業が一段落すると、幼児さんは誰も使っていない隙に水平器を手に取り、黙々とウッドデッキに当てて見よう見まね。

集まった人は、親子だったり、初対面だったり、関係もいろいろ。協力したり、会話したり、見守ったり、ただあそんでいるだけに見える小さな子どもたちでさえ、「デッキを作る」ことを中心に、いろんな人がそれぞれのやり方で関わり合っているのが、はるは、とっても楽しかったのです。

完成したウッドデッキを使い始めると、作業した子どもたちは「俺たちが作ったデッキでみんながくつろげているじゃないか!」と嬉しそう。「そこは靴を脱いで上がるんだよ」とほかの子に伝えている姿に、愛着を持って大切にしようとする思いを感じました。
みんなの楽しいが詰まった、ほっとできる新しい場所。こどもの森にぜひ遊びに来てね♪

プレーリーダー はる
※こどもりもりvol.29(2020年1月発行)に掲載のコラムです。

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