子どもたちが、まだかまだかと心待ちにしているのが『お誕生日』。
嬉しいことがいっぱいの特別な日ですよね。

「もう４歳になったよ！」
「いちごのケーキたべたの♪」
「パパとー、ママとー、じぃじとー、ばぁばとー…みんなでパーティーした！」

子ども達は嬉しかった思い出をキラキラな目で、
ときにはモジモジ恥ずかしそうに報告してくれます。

この日も、５歳のお誕生日を迎えたばかりの男の子が来園し
「おいしいケーキたべた！」
隠せない笑顔で教えてくれました。
すると
「たしかこの子、かおりん(プレーリーダー)と同じ誕生日なんですよ」
とお母さん。

それを聞いた男の子は
「それじゃ、アレつくろう！」
なにやら思いついた様子で、すぐさま作業をはじめました。

なんだかワクワクしながら
土と泥を積み上げて土台をつくり、
たくさんの木の実や葉っぱでデコレーション。
最後に小枝のローソクを立てて…

大きなケーキの「かんせーーーーい！！」

同じお誕生日だったプレーリーダーをパーティー会場にご招待すると、
なんと近くにいた親子にも同じ月生まれが。　それも２人も！

こうして、総勢4名のための合同パーティーが盛大に開催される事となりました。

自分の感じた『うれしい』を周りの人にも向けることが出来る優しさに、
ほっこり心が温かくなる。

特製の-泥ばくだん花火-も盛大に打ち上がり、青空のもと、
みんなの「おめでとう！」「ありがとう」があふれるステキな時間でした。