自分のペースで
2020年9月11日
森にはたくさんの虫たちが姿を見せ
ちびっ子たちも興味津々。
2歳の男の子は大きなカブトムシに
触れるようになり嬉しそうに持ち上げたりなでたり。
そこへやって来たのは、同じ年頃の女の子。
男の子がカブトムシと戯れている隣で
とても興味深げに観察していました。
カブトムシに触ったことがない女の子も
そーっと手を伸ばしてはみるものの
やっぱり不安が勝ってなかなか触りません。
すると男の子が「ここ・・・」「チョンて。」
と一言アドバイスで応援し、じっと見守っていました。
ドキドキの空気が流れる中、指先がだんだん近づいて、ついに・・・
チョンっと指先が触れたときの女の子の満面の笑みが、キラキラ輝いてみえました。
子ども達には“はじめて”がいっぱい。
いろんな経験をしてほしいと願う気持ちから、
大人はついつい「大丈夫だから!」「やってごらん」と
言葉のシャワーをたくさんかけてしまいますよね。
2歳頃になると『自分でできた』を積み重ねていくことがとても大切で、
達成感や成功体験を得ていくことで、
その先のいろんあことに挑戦していく自信や頑張りへとつながります。
子どもが自分のタイミングとペースで、
そして自分のやり方でチャレンジしていく姿を大切にしたいですね。
大人も「どこまでやるんだろう?」「このあとどうするつもりだろう?」
とわくわく見守り、楽しみながら応援を!
ちびもりスタッフ
(2020年9月発行ちびもり通信掲載記事)