なぜ、小さいうちから外遊びが必要なの?
2020年10月13日
「外遊び、小さいうちの子にはまだ早いのでは?」
そんな声を聞くことがあります。
でも、0歳でも早すぎるということはありません。
人間の成長の中でも、乳幼児期は基礎をかたちづくる大事な時期です。
なかでも脳は乳幼児期に最も発達し、
小学校入学前までに大半ができあがるといいます。
子どもたちは見る、聞く、触る、
なめるなど、体中をセンサーにして
外の世界のいろんな刺激を取り込み、
自分自身と自分を取り巻く世界を発見していきます。
風で揺らぐ木々、虫や小さな生き物の姿、
他の子どもの笑い声・・・
色んな刺激に満ちた外、それも自然の中で過ごすことは、
子どもの成長にとても役立ちます。
「外遊び」というと、走り回るようになってから、
と思いがちですが、「ただそこにいるだけ」でも、
子どもたちはもう遊んでいます。
「風が気持ちいいね」「ダンゴムシがいるね」と、
同じものを見て、感じたことをたくさん語りかけてみてください。
まだ話せなくても、子どもたちは耳を傾け、
想像以上にたくさんのことを感じ取っている表情がみられます。
にこっと微笑返してくれる瞬間は、
そこにいるみんなが幸せな気分になりますね。
どんな風にあそばせたらいいのかな?と
はじめての赤ちゃんに戸惑いのお母さんお父さん
こどもの森で一緒に楽しいこと見つけましょう♪
ちびもりスタッフより
(2020年9月発行ちびもり通信掲載記事)