こどもり農園の1年間のレポートをお届け!

2023年3月18日

こどもの森の奥の方にある小さな畑。
名前は“こどもり農園”
ここは、プロの農家さんの指導のもと、1年をかけて、
幼児さん、小・中学生、保護者のみなさん、地域の方たち、プレーリーダーがみんなで一緒にお世話をして野菜を育てる畑です。

そんなこどもり農園の1年間のレポートをお届けします☆

【5月】農家さんが耕運作業をしに来てくれました!
耕運機のお掃除や肥料をまくお手伝いをみんなでしました。

【6月~7月】夏野菜の苗と種を植えと間引きをしました。
やり方は農家さんに教えてもらいます。
少し育ってきた野菜の間引き作業もしました。この時期はやることがたくさんで大忙し!

「キュウリの葉っぱってチクチクしてて痛い!」と新たな発見もありました。

【8月~9月】夏野菜の収穫がスタート!
いままで頑張って育ててきたから、今年も大豊作でした。自分で育てた野菜の味は格別です♪

【10月】畑のお片付けと、冬野菜の種をまきました。
成長したナスやトマトを抜くのはとっても力がいる作業。「誰か手伝って!」「手伝うよ!」と自然とみんなで協力し合って抜いていました。
種まきでは、「大根の種ってこんなに小さいんだ」と驚く子ども達の姿も(^^)

【11月~12月】冬野菜がすこしずつ育ってきて、いよいよ収穫!
あんなに小さかった種が、こんなに大きな野菜になった!とみんなで感動しました。

【1月】大根収穫が始まり、みんなでたくわんをつけました。
たくわん漬けはこの道60年の農家さんから教わります。農家さんの作業を見つめるみんなの目は真剣そのものでした。

【2月】みんなでつけたたくわんをあけて、1年間のこどもり農園を締めくくりました!
来年は○○が育てたい!と今からやる気満々の子どもたちの姿も(^^)

種まきから始まり、間引きや草取りなどの作業をたくさんして、“手をかけて野菜を育てる”という経験をした子ども達からは、
「ぼくが毎日水をあげたからトマトが大きくなった!」
「大根って大きくなるまで時間がかかるんだ」
「風強かったけど、トウモロコシ倒れてない!?」
と、”畑“や”農“に親しみや愛着が生まれているからこそあふれる声が聞こえます。

また、こどもり農園で、自然と声を掛け合い協力したり、農園で起きたワクワクや発見を一緒に感じながら、ともに作業をすることで、初めましての人たち同士や、親子や友達の垣根を超えた間柄でも、交流が深まっていきます。

こうした経験から、みんなの後押しで苦手だった野菜が食べれるようになったり、間引いた野菜を植え替えて育ててみる実験に取り組んだり、地域の方と子どもたちが名前で呼び合ったりする姿が自然と生まれるのがこどもり農園です。

こどもり農園は、みんなの“農”に対する興味関心があふれ出し、いつの間にか知り合いも増えちゃう!そんな素敵な農園です♪

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