地域先生とやってみよう!火起こし体験

2022年1月10日

練馬区立こどもの森では、焚火や火起こしの遊びもしています。
電化製品が進化し続け、今ではIHで調理する家庭が増え
火を見たことがない、扱ったことがない小学生がいます。
そこで、こど森は体験したことがない子でも
まずは、やってみたい!自分もできるかも!という気持ちになるように
12月から、火つけ教室を始めました。
教える先生は、近隣に住む火遊び好きなお父さんたち。
普段はパソコン仕事なお父さんたちもこの日は地域先生に!
近所の子どもたちに、火のつけ方、火の扱い方を伝授します。


参加した子どもたちのほとんどは、
たき火をしてみたかったけど近くでできる場所がない
だから教室をやることを知ってすっごく
楽しみにしていたという
小学校低学年の子たち。
マッチに火をつけるのも初めての子が多く、
ワクワクと緊張が混ざった顔が印象的でした。

マッチ、ファイヤースターター、マイギリ式の火起こし器の使い方を順番に
先生が教え、子どもたちが自分でやってみます。
火をつけるとき、おっかなびっくりな手つきも
回数を重ねるごとに落ち着いててきて、
こうすると熱い、こうやったら危ない、
というのを一緒に考えながら進めていくと
初めての子も少しずつ火の扱いが
できるようになってきます。

火つけ教室という名前のイベントで、
先生がいるけれど、学校の先生と生徒という
関係性とは程遠く、
火つけが得意な人に火つけが慣れてない人が
教えてもらうという感じ。
教室の大きな流れはありますが、参加する子どもたちが
こうしないといけない!はないです。
なので、「気づけば先生と子どもは名前で呼び合う」、
「子どもたちは思ったこと、気づいたことを言う、聞く」
「大人(先生)も子どもと一緒に考える」
「ワタシはまだマイギリを極めたいから続ける」など
良い場面が数多くありました。

イベントが終わると、今度は子どもたちが先生になって、
火つけを教えてくれたお父さんにクギサシのコツを伝授。
得意なことを人に教えることは、本
人の大きな自信につながると思います。
しかも、子ども同士でなく、相手は大人。
火つけ教室で、子どもたちは火つけが
得意になっただけでなく、
自分が得意なことを大人に教えるきっかけにもなりました。

近所の小学生、遊びにおいでー!
【地域先生による火付け教室の日】
1月8日(土)13:30~15:30
1月15日(土)13:30~15:30
1月22日(土)13:30~15:30
1月28日(土)13:30~15:30

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