“夢中”になれる力は 生まれた時から育っている

2021年8月31日

<石をたくさん拾いあつめている><水をコップでいろんな器に移し替えている><ずっと地面の草を引っぱっている>
ちびっ子たちのこんな姿、日々の中でよく見かけませんか?
大人は見逃してしまいがちですが、ちびっ子たちが何かに集中したり、夢中になって遊んでいることは生活の中にたくさんあるものです。

生後2~3か月を過ぎると、動くものをじっと見たり、自分の手足をバタバタさせてみたり、『アー、ウー』と声を出してみたりと、熱心に遊ぶことがはじまります。もっと体を動かせるようになると、興味のあるものに近づいたり、手を伸ばして触ったり叩いたりして、五感を使ったあそびに夢中になります。そして、手で物を上手に掴めるようになると、周りのものは全てがおもちゃ!「これはなんだろう?」「どうしたらいいんだろう?」と集中して遊んでいくことで、思考力・想像力・継続力を育んでいるのです。

時には「大人が触ってほしくないもの」で夢中になってしまい、“イタズラ”に感じてしまうこともありますよね。そんな時は“やりたい”が叶う別なものを用意してあげるといいですね。ちびっ子が触れても大丈夫な代わりのものを渡してあげることで、その行動が“イタズラ”から“あそび”に大変身します。

そして、ちびっ子たちが集中して遊ぶことができると「できた!」「みて~」と周りに視線を向ける場面に出会えます。そんな時は、そのキラキラ光る眼差しの中の達成感や満足感を、ぜひ一緒になって楽しんでみてください。きっと「次は何しよう(する)かな?」とワクワクする気持ちがあふれてきますよ♪

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