手助けのさじ加減。

2017年10月24日

2歳の男の子。
テーブルに置かれたカラフルなゴミ素材やどんぐり、
松ぼっくりを見つけて、お母さんに「欲しい」と訴えています。
お母さんはドングリが入ったカゴからひとつ選んで渡すのではなく、
カゴごと「どうぞ」と渡しました。
男の子は手を伸ばして自分でひとつを選び取ります。

その後も、松ぼっくりをボンドでくっつけようとするのを
ちょっとだけ支えてあげたり、
手でちぎれないところをちぎってあげたりと、
その子が「したい」と伝えたことを
絶妙なさじ加減で「お手伝い」するお母さん。

子どもに求められた以上のことまで
何の気なしにやってあげてしまったり、
反対に助けが必要なところで見過ごしてしまったり、
私も含め、大人はついついやってしまいがち、ですよね。
その子が楽しんで「できた!」と感じられる、
さりげない手助け、見習いたいなー。

はる

※ちびもりvol.12(2017年10月発行)に掲載のコラムを
編集のうえ転載しています。

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