10月10日。秋晴れの中、栗ひろいをしたよ～。

今年は実りが多いかも♪と成長を楽しみにしていたところに、台風24号がー！！　こどもの森も台風の影響で倒木があり、園内の栗の木も、1本幹から折れてしまうという被害がありました。イガは沢山落ちてるけど、栗の実を探すのは宝探しのようだったね。大きくツヤツヤの栗の実は見つけられたかな？

大人の興味とはうらはらに、こども達は栗を見つけることより、道具と格闘？！している姿が印象的でした。道具はトングやスコップ、ひしゃくにおたまとさまざま。好きなアイテムを握りしめて、いざ！栗ひろい。

けど、道具を使って大きなイガを拾うのは小さな子にはまだ難しい。試行錯誤した結果、手でつかんでトングの間に挟んだり、手でつかんでスコップやお玉の上に乗せる（笑）。素手で触ってトゲトゲ痛くないの？手でつかめるのなら道具はいらなくない？なんて突っ込みたくなりましたが、まなざしは真剣そのものです。道具を使うことに意味があるんだろうな。イガはちくっと痛いんだ！と感じることも、大発見なのかもしれないね。

中には諦めて、葉っぱを挟むあそびになったり、土掘りをはじめたり～。「もう栗拾いじゃないじゃーん」なんてお母さんの声もあったけど、いいの、いいの。自然環境の中は“こころが動く瞬間”がたくさんあるのも魅力ですよね。短い時間でも、みんなで拾ったり、どこから落ちてくるんだろうと上を見上げてみたり、、、、改めて身近な自然の中で季節を感じてくれていたら嬉しいな。

栗ひろいのあとは、栗のイガを煮出した染色液で染物もしたよ。

輪ゴムやビー玉、洗濯ばさみで模様つけ。どんな模様になるのかな~♪

イガを煮出した染色液でグツグツ

鍋から出した布を、媒染液につけると、あら不思議♪色が変わったよ。

完成～＼(^o^)／　乾かしているというより、場を装飾してくれた作品たち。可愛かったな。

まだ、イガはちょこちょこ落ちています。イベントでなくとも「拾う」を楽しめますよ。自然の中で、ただ遊んでいるだけでも、あそび体験と季節はリンクしいて、心にしっかり溜まっていってるんじゃないかな～なんて感じています。ちょっとずつ変わっていくこどもの森の景色。今後もお見逃しなく(^_-)-☆