こどもり商店街2020

2020年12月24日

今年の『こどもり商店街』はコロナ禍での開催となり、
密を避けるためにA日程(11月21〜22日)、B日程(11月28〜29日)の
2週連続開催をしました。
なんと4日間で合計40店舗の出店!!
1000人を超えるお客さんがあそびに来て、大盛況でした。
(1日平均250人の参加者が、開催5時間の間、
入れ替わり立ち替わり出入りしていたので、密になっていません)

お店を出店する子どもたちは、
あーでもないこーでもない、いいこと思いついた!を繰り返し、
少しずづカタチにしていきます。
頭の中のイメージを他の子と共有しながらカタチにしていくって
大人にとっても難しいことですよね。

高学年の男子が店構えから本格的にこだわった「しゃてき屋さん」、
夏休みから続く深い穴堀りのあそびから発展した「井戸屋さん」
こどもりにある農園で育てた野菜を売る「八百屋さん」、
自分の得意をいかして手書きの絵やアクセサリーを売る「くじ引き屋さん」、
自分で考えた台本&手作り紙粘土人形を使い、オリジナル劇をする「劇屋さん」など、さまざま。

質の良い商品を作るために一つ一つ時間をかけて作っていたら、
商品が全然足りないということに気づき、素早く作れる商品を考えて量産したり、
お店の準備は全然進んでないけどイメトレは完璧!と謎の自信をみなぎらせていたり、
お客さんが座りやすいようにここに布をしいたよとこだわりポイントを教えてくれたり、
準備から本番まで、子どもたち一人ひとりから色々なエピソードがうまれました。
一つ一つお店に色んな試行錯誤やこどもたちの躍動があって
今回では書ききれないので、少しずつエピソードを綴っていきます。
お楽しみに(^^)/

それに加えて今回はコロナ禍での開催。
「こどもり商店街を本当に開催できるのか?!」と悩んだ期間もありました。
スタッフ同士だけでなく、子ども達や保護者の皆様からの色々な思い・意見から、
「でもやろうよ!」と踏み切った時の心の動きは大変大きかったと思います。

こども達から「コロナ対策はどうするの?」という不安と心配の声もありました。

自分たちの世界で“今”起きていることに目をそらさずに
“今”体験している現実世界をそのままに
あそびの中で自分たちの世界を創っていくことを主題におき
こどもり商店街のコロナ対策も現実世界にならって行うことにしました。

コロナ対策委員なるものが立ち上がり、
各お店の子と接客の仕方や消毒の仕方をチェックしたり、
密にならないような並び方を考えたり、
そして、無事コロナ対策の確認が済むと、「コロナ対策済みステッカー」をお店に配布!
ステッカー作りもこどもたちのイラスト投票で決まったり、
色んなアイディアや、大人も関心する対策が出てきました。

「コロナだからこれしか出来なかった」
「コロナだから仕方ない」
という声は子どもたちからは聞かれず、
みんなが生き生きしながら今出来ることを精一杯やる、純粋に楽しむ。
そんな子ども達の姿を見ながら、
大人たちは何かそれぞれ感じたことがあるかと思います。

片付けをしながら、「来年もこど商やりたいね!」
「今年でこど商3年目、あいつと一緒にやってきたけど、来年は別々でお店やることにしてる」と
もう来年の計画を話していてワクワクしています。

来年もやるぞー!

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