こどもの森で小学生～大人まで夢中になって遊んでしまう遊び「くぎさし」。
5寸クギを地面に投げて刺し、相手のクギを倒すというシンプルなルール。
お金をかければ強くなるものではなく、年齢や体格差も関係ない。

先日、小学2年生がくぎさしに初挑戦。。
何度も投げてみるも、中々刺さらない。
「うーん」と声が漏れる。
すると、隣でくぎさしで遊んでいたベテラン小学生が
「こう、地面に近いところで（くぎから指を）離すんだよ」と
実際に投げながらコツを教えてくれる。
他の子どもも「俺はこの持ち方が投げやすい」など見せる。
そのまましばらく練習を続けているとその時がきた。

ザクッ（くぎが地面に刺さる）

「（地面に）刺さった！」と小学2年生の大きな声が響く。
その手には大きなガッツポーズが見えた。
一緒に遊んでいたベテラン小学生も「やったじゃん！」と喜ぶ。

そこからの上達は早かった。
くぎの投げ方を変えてみたり、
地面に刺さりやすいように鉄やすりでくぎの先を削ったり、
ベテラン小学生のアドバイスを参考にしながら自分なりに工夫する。

帰り際、「俺、次の大会出るからよろしく！」と自信満々に言い残し走って帰っていった。
そこにはもうくぎさし初心者の小学2年生の面影は微塵もなかった。

毎月最終日曜日には、くぎさし大会を開催しています。
練習すればするほど上手くなり、小学低学年が中学生を倒すこともある。
子どもだけでなく、大人の挑戦者求む！
3月には歴代チャンピオンが対決する「グランドチャンピオン決戦」もやるよ！
さあ、次の優勝者は誰だ！？