冬も元気に 外遊びファッションの掟!(その2・子ども編)
2016年11月23日
〇子どもの服装のコツ(まだ歩かない赤ちゃん~よちよち歩きのちびっこ)
まだ上手に歩けないから、外に行っても楽しくない?
外で遊ぶのは、走り回るようになってから?
そんなこと全然ありません。
ねんねでもおすわりでも、まわりにあるものからたくさんの刺激を受けて、
子どもたちは外で過ごすことを楽しみます。
ただし、まだあまり動き回らない分、あったかい服装で冷えから守ってあげてね。
- いつもの服装に、中綿いりのつなぎのアウターを着せてしまえば、おなかの冷えは心配無用!
多少濡れても弾く素材ならなお安心。
アウターの上にさらにお砂場着を着ている子もいます。 - 耳、指先、足先など末端が冷えると痛くて泣いちゃうことも。
帽子や手袋などでカバーしてあげよう。
(遊んでいて邪魔がったら、取ってあげても大丈夫。少し冷えてきたかな?と思ったら、調節してあげましょう)
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◯子どもの服装のコツ(走ったり、跳んだりはねたりするようになったら)
この頃の子どもたちの服装で気をつけたいのは、
大人と違い、常に動き回っているから体感する寒さがそのときどきによって変わること。
なので、「寒い!」「暑い!」にすぐ対応できる「脱ぎ着の楽さ」が大切です。
- アウター……もこもこした上着は動きにくい、遊びにくい。
薄手で風を通さないウインドブレーカーのようなものがおすすめ。 - トップス……肌にぴったりした肌着を一枚、その上に、長袖Tシャツ、スウェットや薄手のフリースなどを重ねます。
厚手のニットなどは動きにくい上、すぐに汗ばみます。さらに着たり脱いだりがおっくうなので、外遊びのときにはおすすめしません。 - ボトム……かたいデニムなどより、柔らかい素材が動きやすいです。
キッズ用の暖パンなど、一枚で暖かいものが、トイレのときも楽~。 - 足元……思いっきり遊べるよう、汚れOKな靴でね!
靴下を重ね履きして長靴を履けば、ぬかるんだところも平気。
たくさん走りたい子は、運動靴でも。 - その他……遊びはじめは耳あてつきの帽子や手袋でしっかりカバー。
遊んでで暑くなってきたら、はずしてもOK。
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子どもが「ちょっと冷えてきたから、もう一枚着ようかな」と言ってくれることは、
まずありません。
だから大人が代わりに心配しないといけなくて、
風邪をひいたらどうしよう、とドキドキしちゃうのもわかります。
でもね、ほんとに要注意!のサインは、こんな感じ。
顔や唇の色が青くなったり、
服のどこかがびしょ濡れのままだったり、
ぶるっと身体が震えていたり……
そんなことがなくて、なにより、子どもが機嫌よく遊んでいれば、
今は大丈夫なんだなーと思って見ていられます。
外で遊ぶ経験が増えていくうちに、
「これくらいなら大丈夫」「そろそろ帰らないと風邪ひくな」
という“感じ”がつかめるようになってきます。
それも「親力」のひとつかもしれませんね。
ひと冬越すたびに、大人も子どもも、たくましくなっていきます。
その大事な時間を、こどもの森で。
スタッフも一緒に、見守りますよー。
※昨冬のブログ記事を編集の上再掲しています。