連れてきてはみたものの、我が子が「遊ばない」ことにガッカリなあなたへ
2016年11月14日
せっかくこどもの森に連れてきたのに……うちの子、私から離れない。
他の子みたいに「わー」って遊んでほしいのに。
もしかして、外で遊ぶのが好きじゃないのかも……。
ぜんぜん楽しくなさそうだし、もう連れてくるのはやめよう。
そんな風に考えたママ・パパ、ちょっと待ってー。
特に初めて来た子どもたちが
「遊ばない」「楽しくなさそう」に見えること、よくあります。
でも、実はそれってこういうことかもしれません――
・初めての場所や遊びに戸惑っている→場所に慣れて安心したら、そろりそろりと動き始めます
・他の子の遊びを真顔で見つめている→頭のなかで自分も一緒に遊んでる可能性大
・地面にしゃがみこんで草をいじったり、虫を見つめている→これ、完全に遊んでます
・汚れたり濡れたりが感覚的に好きじゃない→別の遊び方で、いいんだよ。
初めての場所で落ち着かない気持ち、大人もわかりますよね。
親にぴったりくっついていても大丈夫。安心したら、やがて離れていきますよ。
また、大人が期待するような遊び方でなくても、
その子の心が動いていれば、それは「遊んでいる」なんです。
今、何に心が動いているかな?を、ママ・パパと一緒に探っていけたらいいなーと思います。
(ちびもりvol.8に掲載のコラムを編集の上転載しています)